考えてしまうこと
昨年、夫が進行性の難病と診断され、両家には心配をかけるだけだから言わないと夫。
病気の原因は家の方位とか、引越した時期とか、墓参りとか、食事が悪いか、私が悪いかとか
なにかさわったのだろうかといろいろ
考える。
あの食品がいい、この治療がいいときけばやってみたいといろいろ考える。
夫の病気が少しでも進行性がとまればといろいろ提案するが全てにおいて消極的。
ただ、私の機嫌が悪くなるからお茶を濁し濁し会話をしてくれる。
私なら全てやってみると考えてしまう。
夫は優しい、仕事人間。
病気がわかるまで、土日もなかった。
私もフルタイム。
子供をどう育てたか分からないくらい必死だった。
必死だった。
3年前に上の子供に言われた。
息苦しい家庭だったと。
2年前、上の子供は家を出た。
子供には子供の人生があり、成人したら子育て終了。
歳をとれば人間病気もする。
何が悪いとか、誰が悪いとかではない。
病気は夫のもの、一番辛いのは夫。
夫は病気と折り合いをつけて生きているように見える。主治医にも恵まれている。
月一の受診後はとても安心し、全幅の信頼をおている様子。
この三年、子どもからの言葉が離れない。
この一年、夫の病気のことが離れない。
そう、私は私の人生を歩めばいい!!と他人には言える。
いざ、自分に言ってみた。
どうやって歩む。
考えてしまう。
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